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なるほドリ 今年も猛暑(もうしょ)だね。外出先で熱中症(ねっちゅうしょう)にならないよう、いい方法はあるかな。
TICADで、石破茂首相は日本外交の基軸である「自由で開かれたインド太平洋」構想の下、アフリカの域内統合や産業発展を目指す独自の新経済圏構想「インド洋・アフリカ経済圏イニシアチブ」を提唱した。米中が対立し、米国の関税措置などで国際的な経済秩序も揺らぐ ...
(新潮文庫 737円) 『小僧の神様・城の崎にて』所収  「城の崎にて」を初めて読んだのは、40年ほど前。韓国の大学で日本語を学んでいた2年生の後期のことだ。文庫本で9ページ強の短い作品だが、週1回の授業で1カ月以上はかかったと思う。
東京電力が福島第1原発にたまる処理水の放出を始めてから、24日で2年になる。放出自体はおおむね順調に進むが、顕在化し始めているのが、汚染水を処理水に浄化する過程で発生する、放射性物質を含む廃棄物の問題だ。原子力規制庁の概算によると、その放射能量は人や環境への影響が大きい放射性物質のセシウム137で ...
「家族に会うまで死んでたまるか」。ソ連極東で3年弱抑留された西倉勝さん(100)は、周囲と声を掛け合い、生き延びた日々を振り返る。10年前から主に東京都内で語り部として活動している。
広島市内を走る路面電車の広島電鉄(広電)は、1945年の原爆投下で被災した「被爆電車」と呼ばれる車両4両を保存している。うち2両はいまも営業運行中だ。8月6日の被爆で従業員185人が犠牲になる惨禍の中、広電は9日に一部区間で早くも運行を再開した。くし ...
東京電力福島第1原発事故に伴って生じた除染土について、福島県外での最終処分を目指す政府の今後5年間のロードマップ(行程表)が明らかになった。2030年ごろに最終処分の候補地の選定・調査を始めるとしている。26日に全閣僚会議を開き、決定する。
中国・唐の時代にインドを訪れ、仏典を中国に持ち帰った玄奘(げんじょう)は西遊記の三蔵法師のモデルとして有名だ。同時代の官僚でやはりインドを訪れ、軍事、外交の天才といわれたのが王玄策(おうげんさく)である。玄奘がインドで会見した戒日王(ハルシャ王)が唐 ...
岸岡智樹(きしおか・ともき)さん(27)  輝かしいラグビー歴を誇る。パス、ラン、キックに優れた司令塔として、東海大仰星高で「花園」を制し、早稲田大では大学選手権優勝を飾った。2020年、トップリーグ(現リーグワン)クボタスピアーズに加入した。
(藤原書店・3630円) 家族システムと心性 今世紀の古典  人類学者トッドは、評者と同じく団塊の世代に属する。かつて二五歳の新進気鋭の学者は、来たるべきソ連の崩壊を予告したのだから、驚くべき予言であった。その背景には、乳児死亡率の上昇という人口動態における異常事態をいち早く察知していたらしい。
国の2026年度一般会計の予算編成で、各省庁が財務省に提出する概算要求の総額が120兆円超となる見通しとなった。高止まりする社会保障費のほか、金利上昇に伴って国の借金の返済に充てる国債費の増額が見込まれるなどし、3年連続で過去最大を更新する見込み。
(朝日新書・990円) 集団的自衛権 戦略的判決文の意図は  スリルに満ちた法廷ドラマはテレビの中だけだと思っていた。だが、2023年12月5日、安保法制違憲訴訟で仙台高裁が下した判決の真の意図に迫ろうとした本書を読んで、ここにもドラマがあったのだと知った。